俺は恋なんてしねぇ!








「つーか、仁美、あいつらどうにかしてくれね?」



校舎の奥から見えるのはキャーキャー騒ぐ連中



「え〜、そんなん私に関係ないじゃん!ま、仕方ないか、クール系王子だもんね〜♪」



「王子じゃねぇっつーの!」




俺が女が寄ってこねぇように突き放したら逆効果だっただけだ!!!



そう、言いたかったが仁美は俺をみてニヤニヤしてるからやめた





「俺は寝る」





気分が悪くなった俺はベンチに横になった




「おやすみ〜、クール系王子っ」




嫌味ったらしくいうあいつの顔が目に浮かぶ…




そうこうしているうちに昼休みは残り15分








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