戸田くんと岡田さん
食べ終え、外に出る。
見上げた空は青く澄み渡っていて、ところどころに浮かぶ雲はわたあめみたい。
しばらく近所を散歩していると、前に見知った後ろ姿を発見。
……でも何人か、他にいる。
私はそーっと近づき確認。
…やっぱりそうだった。
「…和泉くん!」
「ぅおっ!? …なんだ岡田かよー」
前にいたのは、和泉くん。
「マジびびったー。俺の心臓壊れんぞ!」
和泉くんはそう言いながらも笑っている。
「…おい和泉、誰?」