『リナリア』~生徒に恋した体育教師~




相手は、なんと相川だった。



《先生、お疲れさまです。先生がもし時間があったら、すこしだけ会えないかな?》







久しぶりの相川からの連絡ってだけでテンション上がんのに・・・会えない?ってお誘いまできちゃったよ~!






俺はすぐさま《いま学校だから、もう少ししたらお前の家の前までいく!》と返信を打った。





早く終わらないかな・・・ソワソワしながらも真剣に会議を行った。






「穂波せんせ~何だかうれしそうだね。あれから彼女の話聞かないけど、うまくいってるの?」



帰り際、村上先生が俺にそう言った。





「いや、実はですね・・・」




俺はニヤニヤしながら、あった出来事を話す。







「うわ~ニヤニヤしてる。それは気持ち悪い(笑)でも、悪い方向にいってないなら良かったね。がんばれ~」




村上先生はそう言いながら、ちょうどよく近くにあった、おもちゃの日本の旗を振った。



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