『リナリア』~生徒に恋した体育教師~
ようやく時間もすぎ、長い長い会議も終わった。
俺は急いで車に乗りこむ。
はやく・・・はやく・・・!!
ウキウキしてワクワクしてドキドキしていた。
事故らないように・・・と気を付けながら急いで相川の家に向かう。
俺が着いたよってメールを送ろうとした時・・・
「先生?」
と相川が車の窓から顔を覗かせた。
「おお・・相川。遅くなってごめんな」
パジャマ姿の相川・・・。
もう風呂に入ったのか、髪も少しぬれていた。
・・・・・か、かわいい。
「ううん。来てくれて、ありがと」
俺は相川を車に乗せた。
「それで、どうかした?俺になにか用だったの??」