『リナリア』~生徒に恋した体育教師~
“今”を共に
「せ・・・・せんせい・・?????」
「ごめんな・・・・・。困るかな・・?相川は、俺がこんなことしたら・・・」
ごめん。
謝ることしかできない。
でもこれ以上、自分の気持ちにウソなんてつけねぇよ・・・・
でも・・・・相川は優しく優しく・・俺を包み込んでくれた。
「せんせ、私はすごく・・・嬉しいよ?」
そう言いながら、俺の背中に相川の優しい手がそっと触れた。
「相川・・・・」
好きだ。
相川・・・。
今までよりずっと近くに感じた相川は、優しくて・・温かくて・・安心する。