『リナリア』~生徒に恋した体育教師~
「へ~そんなことがあったんだ。なんか、すっごい意味深だね。なんか人がいるとこで、変なことでもしてたんじゃないの~??」
そう言いながら、肩をツンツンしてくる村上先生。
「へっ・・変なことって・・!別に俺は・・・」
“なにもしてない”そう言いかけたとき、俺は昼間の出来事を思い出した。
「・・・・はっ!まさか・・・・」
「え?え?冗談のつもりだったんだけど・・何?図星?」
俺のただ事ではない表情に、村上先生も徐々に表情が曇る。
「なにしたの~?・・・まさかぁ~・・・??」