『リナリア』~生徒に恋した体育教師~
「相川、今日の日誌の当番、お前だろ?俺のロッカーじゃなくて、教官室に直接持ってきてくれない?」
「え?」
俺の言葉に、少しだけ、不思議そうな顔した相川だったけど、すぐに笑顔になって「うん!」と答えたくれた。
俺はあることを思いついた。
今日は、体育館はどこの部活も使用しない日だから。
ちょっとだけ・・・・個人レッスン?(笑)
やべ、今の言い方、変態っぽかったかな。
そして、あっという間に放課後の時間になった。
「せんせ~・・・」
小さな声で教官室に入ってくる、相川。
「お~相川、さんきゅな」
そっと、俺の机に日誌を置く。