お話自体は先生と生徒ものの王道といった感じで,日々の学校生活が生き生きと描かれ,甘酸っぱく懐かしい気持ちになりました。
ただ読んでて不完全燃焼というか,もやもやしました。理由は主役二人が好きになれなかったからです。(ごめんなさい)妃菜は幸大の一人称のお話だから多少は有りとはいえ,受け身過ぎて魅力がよく分からなかったし,幸大は途中まではまっすぐな熱血漢ぶりに好感持ってましたが,福田さんが勇気を振り絞って告白してる最中に電話に出て嬉しそうにしてるのでアウト!こういう人の気持ちを蔑ろにする人は私は嫌いです。
人物としては村上先生が頼もしくていいお兄さん的で好印象ですね。