気ままな猫と暴走族の彼等
斗「それで俺が見つけて風生と泉に指示して萌愛を運んでもらった。
と、いう事ですかね。」

そんなことが、あったんだ…。


私は月島君の方を向いた。

『誰かもわからない私を助けてくれてありがとうございました。』

琥「あ、あぁ…。」


お礼を言い終えそろそろ帰ろうかな、と思って立ち上がる。


琥「…なんで萌愛は倒れたんだ?」

『……。』


黙り込む私を見て何も言わなくなった。
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