アサガオ ~君と過ごした1642日~
う!!
まただ。
顔さっきより近いし....
「朱、可愛いな。」
爽やかででもどこか
意地悪な笑顔を怜は私に向けた。
ヤバイ、ドキドキ止まんない!
「もう!!やめ....!
「おっと....大声出さないって....
約束だろ?
人差し指を私の唇押しつけた。
「は、早く行こ?....
遅刻しちゃう....」
"意地悪!"
自分はそう思っていても
何故か心の奥のどこかでは
怜のことが気になる。