アサガオ ~君と過ごした1642日~
~怜side ~
「いってーな!
もっと優しくできねえの?」
こいつどんだけ消毒するの下手なんだよ!?
「怜が"消毒しろ"
って言ったんでしょ?
これくらい我慢して。」
まあ普通そうだよな。
「まず、あんな無茶するのが悪いんでしょ?」
「無茶じゃねえよ。」
俺が助けてやったのに
何で注意されなきゃなんねえんだよ!
ただ俺は
「お前が他の男と喋ってるのみてると
何か.....イライラする。」
何これ超恥ずかしいんだけど。
「もしかしてやきもち妬いてる?」
図星だ.....
「は!?妬いてねえよ!!」
何強がってんだ.....
俺!?
「図星.....なんでしょ?」
こいつ何で分かったんだよ
エスパーかなんか!?
「顔赤くしちゃって.....怜かわいい。
フフ。」
「うるっさい!!
笑うな!バカ!」
こいつにかわいいとか
思われたくねえんだけど
朱のほうが.....
断然かわいいから
こいつといると
何かこっちが狂う!
ってか早くあの事話さねえと.....