アサガオ ~君と過ごした1642日~
~朱side ~
「ごめーん!
お茶きらしてた!」
「あ、うんいいよ。
それより、ほら勉強すっぞ!?」
って!?
怜メガネかけてる!?
黒ぶちメガネだ!
「ほら、早くこっち来いよ!」
「あ、うん。」
私は怜の隣に腰掛けた
「んで、朱は
どこがわかんねえの?」
「今日やったこと全部.....」
「はあ!?そんなに!?
やるきあんの?」
う~
それくらい分かってるって!
「で、朱のクラスは今日
どこやったんだ?」
えーっと確かこのページ
だったよね?
「ここやったの?」
「う、うん」
顔近い。
なんか緊張するなー。
「かしてみ。」
私の手から教科書ぬいたとき
怜の手ちょっと触っちゃった!
いつもと違って真剣な顔.....
「分かった.....
簡単じゃん。
説明するから聞いとけよ?
まず初めに.....
怜いつもの意地悪な感じと
今の感じ全然違うな~
私、怜といるの
嫌いじゃないなー
.....ってなんだけど。
おい!聞いてなかったろ!?」
「聞いてた!」
「んじゃ、これの説明言ってみ?」
「.....」
「ほら!聞いてねえじゃねえか!
嘘つくな、バカ!」
「う.....ごめん。」
「んじゃ、もう一回説明するから
聞いとけよ?」
「うん。」
「まず初めに.....