アサガオ ~君と過ごした1642日~
~朱side ~
「もう8時だね。
怜帰んなきゃ。」
「もうそんな時間?」
「外まで送るよ。」
私は部屋を出ようとした。
「なあ朱.....
大事な話があるんだけど。」
「大事な話?」
どうしたんだろ
急に.....
「あのさ.....
俺.....」
「何?」
「.....やっぱやめとく。」
怜、そっぽむいちゃった。
「何それ!気になるじゃん。」
私は笑いながら
怜を軽く叩いた
「なんか、ごめん。」
何で謝ってんの!?
「まあ、言いたい時に
また言ってくれればいいよ?」
「うん、
ありがと。」
「明日も学校あるし
そろそろ帰ったほうがいいんじゃない?」