アサガオ ~君と過ごした1642日~
初デート
時間がたつのは早いもので
今日は待ちに待った
土曜!
怜と初デートの日です!
今日はいつもと違う服を着てみて
慣れない手つきでメイクしたり
髪の毛を巻いてみた。
(ピーンポーン)
あ、怜だ。
「お待たせ!」
「......」
怜そっぽ向いちゃった。
顔赤いし。
「怜?
どしたの?」
「べ、別に何にもない!
ほら、早くいくぞ!」
怜は私の方に手を差し出した。
これって、
怜、手繋げってこと?
「なんだよ!?
早くしろ!」
「うん!」
私は怜の大きくて暖かい手を
握った。