アサガオ ~君と過ごした1642日~
ドアノブを回すとドアがゆっくり開いた。
うわ!ほんとに開いてた。
何で開けてんの!?
怜の部屋は確か2階の一番奥の部屋だったよね?
(ガチャ)
「怜、おはよう。」
「はよ。」
怜はベッドから体を起こした。
うっわあ!
げっそり!
「ガリガリだね。
ちゃんとご飯食べてる?」
「うるせえ!」
「食べてないんでしょ。」
「.....」
「ちゃんと食べないから治らないんだよ?」
「風邪がひどくて作れなかった。」
「じゃ、ちょっと待ってて?
ご飯作ってくる。」
部屋を出ようとした時