大好きなのは当たり前。愛してるのは喜ばしい。~短編~
軽い調子で言ったけど、

内心は本当に焦ってる。

あぁぁ!どうしよう!!!


そしたらすぐに返信が来た。

まるで、ずっと待機してたみたいに。
ドキドキはやる気持ちを抑えてメールを確認する。


大好きなあの人からの久しぶりのメール。


それは三文字だけだった。

『本当?』


どうしよう。
本当?って……。答えづらいじゃん!!

ウソだなんて言えないし、やっぱ本当って言うしかないよね。



『本当』


もう一度送信。

次はあまり迷いがない。


やっぱりすぐに来る返信がちょっぴり嬉しかった。


『今から会える?』



心臓のドキドキは最高潮になった。

ここまできたら後戻りはできない。



『うん』


『公園で待ってる』


私が告白した場所は公園だった。

多分、彼が言ってるのはその公園だ。


『わかった。すぐ行く』


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