Melty kiss
……………Side絋輝
『あっ華恋?少し相談したい事があるんだけど、今大丈夫?』
電話の相手が誰かなんて、そんなの直ぐに分かった。あいつの態度、表情…全てが自然体で、全てを許しているのが一目瞭然だ。キスすら未だなのが信じられないが、昨日の感じだと絶対未だなのは確かだ。
「今?だいじょ…あっ」
気付いたら華恋の手から携帯を取り上げ勝手に切ってベットに放り投げていた。
「ちょっと何するの!?今朝も思ったけど優斗が何かした?そんなに気に入らないなら外でかけるから邪魔しない…きゃあ!」