Melty kiss
(駄目だ私…優斗に甘えてばっかり…)
促されるまま優斗の部屋に来てしまった。
まだ…何も頭の中が整理されてない状態なのに。優斗も私の隣に腰をかけたまま何も言葉を発っさない。それが余計に私を安心させていた。
(でも…ちゃんと話さなきゃ!)
「優斗」
「ん?」
「あの…ねっ…」
何を…何から言って良いのか分からない。嫌われたら…軽蔑されたらどうしよう。そんな不安だけが募って言葉が出ない。
「いいよ」