Melty kiss

………………side雅


「初めまして。私は、新山雅。急にお呼び立てしてごめんなさい。驚いたでしょう?」


「初めまして。僕は東宮優斗と言います。…えぇ、驚きました。まさか、貴女が如月絋輝と関係を戻すために僕を呼ぶなんて。」


(…!)


私は驚きのあまり目を見開いた。この分だと話が早いかもしれない。


「へぇ。下手な小芝居なんて無くても良さそうね。話が早くて助かるわ。」


「で、僕にどんなご用件で?」


「もちろん。簡単な話。私と手を組みましょ♪」



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