The endless world
七人の生まれた神たちは自分の力を使う場所が欲しいと三人に話ました。
「せっかくそれぞれの力をもって生まれたのだから何かに使わなければ宝の持ち腐れと言うものです。」
三人はそこでそれぞれ世界を創ることにしました。
アメノアは真っ黒な空間にミラーに手伝ってもらって石をたくさん散らばらせました。
その石達はそれぞれ浮かび上がり光り輝きました。
サルディオはフロンに手伝ってもらって土を一面に引きました。
そこにトレシアが力を小さな粒にして植えていき、やがて色鮮やかな実がなりました。
カトロスはふたりの創った世界をまとめ、繋いで街を作りました。
ふたりの創った世界に自由に行き来出来る空間が出来上がりました。
アメノアの創った宇宙
サルディオの創った楽園
カトロスの創った街
七人の神は喜びました。
しかし、三人は自分の創った物が一番素晴らしいと言い争いを始めてしまったのです。