The endless world



「くっ…」


清香先輩の肩から煙が上がっている。


「ここでは応急処置しかできないな、初夢の爺さん宅に行こう。」


「清香は大丈夫なのか?」


「さっきの鬼が体を乗っ取る為に攻撃して来たのなら早くしないと清香先輩の体は思い通り動かなくなるかもしれない。」


清香先輩の体に触れると熱が出てきた様に肩口が熱くなって来ていた。


「清香!!負けるな!!」


「とりあえずここから移動しよう。正宗、担ぐぞ」


「おうっ」


そうして俺たちは公園を後にした。




< 37 / 40 >

この作品をシェア

pagetop