The endless world
「今日は学校の周囲のランニングの後に素振りその後は見学者も交えて模擬試合をする。」
桜良の姉貴が廃部にするのが気が進まないと言う理由で見学許可が降りた剣道部は、しっかりした建物の割に名前が挙がっていなかったと言う残念校だと聞く、それが夏に転入して来た純白と言う先輩『信長』によって一躍剣豪校になったことによってその試合を見ていた俺がこうやって今に至るわけだが。
(真面目にやってるの、部長と副部長だけかよ(*´Д`*))
「なんか真面目に試合できなさそうだね。」
「こりゃ廃部になるわけだな、桜良は入るか?」
「正宗が入るなら…考える。」
((´。`)ふぅ、やっぱりか)
「俺は入るよ。潰すのが勿体無いしな、それに」
副部長と部長がやり合っている。
横に一文字を持ち方を変え竹刀で受け止め斜めに流す、そこから持ち方を変えて斜め一文字が走る。
今までの古臭い剣道にはなかった型破りな試合がされていた。
(やっぱり!新しい何かがほしかったんだよ!!)