お星さまに願いを!
ノリちゃんが、ハァーっとため息をついた。

「プー子さん、そんなんで大丈夫なのかね~。まぁ、理想を求め過ぎて、『運命の人』を逃さないようにね?」

「・・・うん、そうだね。」

理想はあるけど、それを言っていたら、見逃してしまうかもしれない。

それはマズいもんね!!

私達はあれこれと盛り上がって昼休みを終えたのだった。

窓際の席の私は、差し込む日差しに温められ、満腹感も重なり、気が付いたら居眠りをしていたらしい。
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