お星さまに願いを!
☆5☆リハーサル!?
「・・うこちゃん、楓子ちゃん。」
うーん。ダレ~??
「楓子ちゃん、朝だよ~。」
・・・・・。
「楓子ちゃん、起きないと、チューするよ?」
ガバッ!!!
私は反射的に体を起こし、足をソファーの下におろした。
「ざーんねん。チューできなかった。」
翔平はニコニコしながら、私の目線に合わせるように屈んだ。
「オハヨ。楓子ちゃん。」
窓から差し込む朝の光が翔平の整った顔を照らす。
朝から心臓に悪いよ・・。
「・・・、オハヨウ。」
挨拶を返す私の頭をポンポンとして翔平は言った。