お星さまに願いを!

これだけ目立つ容姿なんだから、すれ違っていたら絶対に気付くはず。

私が高校の時はまだこのあたりに住んでいないのか、それとも住んでいても出逢わなかっただけなのか・・・。

「んー。楓子ちゃん、それは言えないよ。秘密~♪知らないから、人生って楽しいんじゃない?」

「うー。そうだけど・・・。」

でもやっぱり、いつ会えるのか知りたいよ・・。

そしたら私、安心できるのに・・・。

すると翔平の足が止まり、いきなり私の眉間に指をグイッと当ててきた。

「眉間、皺が寄ってるよ?ふふふ。可愛い顔が台無しだよ?」

え、うそー?

私ってばそんなに考えていたの??

てか、可愛いって///さらりと恥ずかしいことを・・・。

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