お星さまに願いを!

「あぁ、心配しなくても大丈夫だよ。式は親しい人たちしか呼ばないし、準備もさ、母さんと百合子ママの方がなぜか張り切っちゃって、僕たちがすることなんて、もう無いに近いんだよ。」

翔平は笑ってそう答えた。

「そ、そうなんだ・・・。」

そういうものなのか・・・?

でもお母さんたちだったらアリな気がする。

でも助かったよ。

『大人楓子』の代わりに準備っていっても分からないことだらけだろうし。

私がホッとしていると、じっと翔平が私を見つめてきた。
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