お星さまに願いを!
「だから、楓子ちゃんは、何も心配せずに過ごしたらいいよ?」
「・・・翔平。」
翔平は、17歳の私を気遣ってくれているんだ。
「うん・・・。ありがとう、翔平。」
私がそういうと、翔平は優しく微笑んでくれた。
「あ、楓子ちゃん、カクテルおかわりする?」
おかわり・・・あ、それなら・・・。
「ねぇ翔平、私、お酒飲んでみてイイ??」
せっかく体が『大人楓子』だから、やっぱりお酒が飲んでみたい!!
「え!?楓子ちゃん、大丈夫?」
『大人楓子』がお酒に弱いというのは気になるけど、私は好奇心を抑えることができなかった。