お星さまに願いを!

「だから、楓子ちゃんは、何も心配せずに過ごしたらいいよ?」

「・・・翔平。」

翔平は、17歳の私を気遣ってくれているんだ。

「うん・・・。ありがとう、翔平。」

私がそういうと、翔平は優しく微笑んでくれた。


「あ、楓子ちゃん、カクテルおかわりする?」

おかわり・・・あ、それなら・・・。

「ねぇ翔平、私、お酒飲んでみてイイ??」

せっかく体が『大人楓子』だから、やっぱりお酒が飲んでみたい!!

「え!?楓子ちゃん、大丈夫?」

『大人楓子』がお酒に弱いというのは気になるけど、私は好奇心を抑えることができなかった。


< 146 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop