お星さまに願いを!
翔平はクスクス楽しそうに笑いながら続ける。
「夕べ、楓子ちゃん酔っぱらってさ。楓子ちゃんだけベッドに寝せて、僕ソファーに行こうとしたら、楓子ちゃんが僕の服掴んで『翔平、行かないで~』って可愛くいうからさ、だから、こうして一緒に寝てたの。あ、何もしてないよ?僕、えらいから、我慢した。」
・・・・ま、マジですか。
てか我慢って何?
何を我慢!?
「はぁ、本当に覚えてないんだぁ。僕、ちょっと残念だなぁ。昨日は僕、楓子ちゃんにドキドキさせられっぱなしだったのに。なんかズルいよね。」
『ズルい』って、いつもドキドキさせられてるのは私の方だっていうのに!!