お星さまに願いを!
「・・・楓子ちゃん?」
翔平がすごく不安そうに私の顔を見つめるものだから
「・・・・・き。・・・好き、だよ。・・・翔平の事。」
勇気を振り絞って言った。
そしたら、また翔平は私をギュ―っと抱きしめた。
「楓子ちゃん、もう一回言って?」
耳元で聞こえる、いつもより少し掠れた翔平の声にドキドキする。
「・・・・翔平の事、17歳の私も、好き・・・です。」
・・・・ついに、ついに言ってしまった。
うわぁぁぁぁ、生まれて初めての告白!
は、恥ずかしい!!
顔が熱いよ~。
私がそう思っていると、翔平がまた私の耳元で、囁くように言った。