お星さまに願いを!
☆9☆いつもの生活
うーん。
ま、眩しい。
カーテンの隙間から朝日が差し込む。
私は、ゆっくりと目を開けた。
よく見慣れた天井が目に入る。
・・・私
戻ったんだ・・・。
ハっとして、隣を見たけど
誰もいない・・・・・。
ついさっきまで一緒にいた翔平は、もういないんだ。
温もりは
はっきり覚えているのに・・・。
「うぅ・・・・・、ひっく・・。」
急に寂しさが込み上げてきて、涙が止まらなかった。
やっぱり、逢いたい・・・。
翔平・・・。