お星さまに願いを!
ピピピピピ―――・・・

遠くで目覚ましのアラーム音が聞こえる。

・・・うー、もう少しだけ・・・

・・・・・

「・ ・うこ、ふうこ」

うーん。

「・・うこ、楓子っ!!起きないと遅刻するわよ!」

ガバッ!

お母さんの声で慌ててベッドから飛び起きた。

「げっ!あと15分で準備しなくっちゃ!」

朝御飯を食べる時間がないじゃない(涙)。

私は三食欠かせないのにぃ。

「私は何度も声をかけたんだからね!ホントにアンタはプー子なんだからぁ。」

そう言ってお母さんは一階に降りていった。

可愛い娘にプー子だなんてヒドイ(涙)。
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