お星さまに願いを!

寒くなってきた朝に、この温かさは心地良いなぁ。

だけど、「うーん。」という声がして、物体はモゾモゾと動き出した。

その瞬間、私は完全に目が覚めた。

それと同時に、温かい物体が顔を出し、ゆるーい口調でしゃべったのだった。

「あ、オハヨ~、楓子ちゃん。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・オトコだ・・・・・・・・・。

オトコ・・・男が、ベッドの中に・・。

私の・・ベッドに、おと・・こ・・・?

・・・ぎっっ・・

「ぎゃあああぁぁぁっっっ!!!」

ドスンっ

慌てて飛び起きたら、勢い余ってベッドからおもいっきり落ちた。

「いったぁぁい。」

ホント、地味に痛い・・・。
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