お星さまに願いを!

すると翔平は目を見開いて、ぽかんとしている。

「・・・・え?初めてって、もしかして、ファーストキス・・?朝のが?」

「・・・はい。だから、そうですってば・・・。」

あぁ、なんか恥ずかしい。

なんでこんな事言わなくちゃならないのか・・・。

私の返答を聞いた翔平はものすごく嬉しそうな顔をして笑いだした。

「えへへへへへ。」

「翔平、その笑い、気持ち悪いですけど。」

本音がストレートに声に出てしまったが、

どうやら翔平は気にしていないようだ。
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