穢れた愛
性の一致
具合のいい性器
幾度となく襲う
オーガリズム
絶頂の快楽
淫らに躰をくねらせ
柏崎の性器を咥えては
挿入を繰り返し
妖艶なSEXを堪能する絵里
我慢し切れなくなった
柏崎は絵里をベットへ
押し倒し覆い被り
激しくベットを揺らす
軋むベットと
絵里の喘ぎ声
柏崎から漏れる
荒い息に耳を澄まし
絞まりつく膣が
柏崎の性器を
喰らい付くと同時に
不規則な足音が
絵里の耳を捕えた
「……嫌」
柏崎の下で
躰を攀じる絵里が
必死な抵抗を見せ
絵里を突き上げる
柏崎の口元が
愉快気に笑い
「青柳なら帰ってるぜ」
開け放たれた
絵里の部屋のドア
通り過ぎる
青柳の冷酷な視線が
淫らに交わる二人を
見下ろし
数秒足らずで
視線を逸らされ
家を出てゆく
青柳の音が
静かに絵里の耳へ
残された