蝶龍‡番外編‡


そしてあたしは
親父に聞いた事すべてを話した。



光樹とたった今
別れてきた事も…全部。





冬真「…だから泣いてんのかよ」




琉伊『え…』






冬真「気付いてねぇかもしんねぇけどお前来た時からずっと涙…流れてる」






琉伊『ウソ…』





そっと…頬を撫でると
冷たい水の感触



泣い…て…る…。








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