蝶龍‡番外編‡
部下「琉伊さん食事です、絶対に食べてください」
琉伊『、、、、、。』
あたしは黙ってそれを受け取る
栄養の考えられた食事
部下「食べてくださいよ、怒られるのは俺たちなんで」
じゃ、と言って部屋を出て行った
部屋に窓なんてない
ましてやケータイもない。
様子を見てあたし1人で潰す気でいたけど、このままじゃ何もできない
部屋から出られなかったのは誤算だった
ーガチャ
部下「はぁ、、俺言いましたよね食べてくださいって」
部下の手にはお茶の入ったコップ
わざわざ持って来たの??
琉伊『ねぇ、あんたはさ、、、。何で芯についてるの』
無意識に聞いていた
部下の肩がピクッと動いた
部下「、、俺の名前は涼太。
俺は地元じゃちょっと有名な不良だったんだ。
その力と人望をかわれて芯さんに声を掛けられた。
最初は素直に嬉しかったさ。
でも、裏でヤバイ事してるって知って抜けるって言った時、、、あの人。
俺の弟が、、家族がどうなってもいいのか。って脅して来た。
だから、仕方なく部下やってんだよ。」