君を想うほど〜何度も君に恋をする〜
リビングの扉を開けて閉めもせずに玄関で靴を履く。
「世里お弁当!!」
少し焦りが混じった声に振り返ると、お母さんがお弁当をうちの目の前に突き出していた。
「おっあぶね〜。お母さんありがと!」
「もうホントにドジなんだから…」
呆れてため息をつくお母さんにうちは言い返す。
「お母さんの性格が移ったんです〜!」
イーッと歯を見せキョトンとするお母さんにヘヘッと笑い「いってきます!」と家を出る。
門を出てスーッと息を吸いこむ。
1歩前に出てクルッと右に回り腰に手を当てて立った。
向こうから風美が片手にスマホを持ちながら画面を除きペダルをこいでいた。
風美がうちに気付いたのは約3m先ほどだった。
風美は慌ててキキッーと急ブレーキをかけうちの前で止まる。
「世里お弁当!!」
少し焦りが混じった声に振り返ると、お母さんがお弁当をうちの目の前に突き出していた。
「おっあぶね〜。お母さんありがと!」
「もうホントにドジなんだから…」
呆れてため息をつくお母さんにうちは言い返す。
「お母さんの性格が移ったんです〜!」
イーッと歯を見せキョトンとするお母さんにヘヘッと笑い「いってきます!」と家を出る。
門を出てスーッと息を吸いこむ。
1歩前に出てクルッと右に回り腰に手を当てて立った。
向こうから風美が片手にスマホを持ちながら画面を除きペダルをこいでいた。
風美がうちに気付いたのは約3m先ほどだった。
風美は慌ててキキッーと急ブレーキをかけうちの前で止まる。