呟くだけの日記帳。
[最初から君だけが好きだった。]
君を好きで居られてよかった。
なんて言葉は言えないけれど。
諦めれるワケじゃないけど
君が用意してくれた私の居場所を大切にしたい。
だけどね。
親友になろう、その言葉がどれだけ辛いかも知らないで。
ごめん、とか謝りながら彼女の相談を私にしてくる
どうして何も気付かないの?
気付かないふりをしているの?
笑って答えてあげるけど
もう心はボロボロです。
君が好きという気持ちに偽りもないし、間違っているとも思わない。
君が好きな自分を誇りに思うし、大好きだから。
でもそれ知っていて貴方は、
私に優しく接するの?
それ以上私に優しくしないで
つらくなるだけだから。
みじめって思ってるの?
同情しているの?
私を憐れんでいるの?
それなら嫌われたほうがマシだった。
拒絶されたほうが楽なんです。
君もあの子もいい子だから。
あの子は何も知らずに笑顔で
「好きな人誰?」
とか聞いてくるけど。
いい子だから。
優しい子だから。
きっと私の気持ちを気付かないふりしているに違いない。
なんで二人とも優しいんだろうね。
ちょっと嫌なこと考える私の心は汚いです。
あのこの恋愛相談は愚痴。
「好きじゃないなら別れたら?」
そう思う私は最低ですか?
何でこんなに理不尽なんですか。
好きになってくれる人だけを好きになれたらいいのに。
「恋」という感情を消せば楽になれるのかな。
知っていて、微笑んでくる君。
断れないの知っていて、相談する君。
こんなにもつらいのに。
ちょっとは私の心境も察してよ。
ばぁか。
大嫌いになれたらいいのに。
最初から、私のほうがあの子より
ずっとずっと君が好きだったのに。
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