白の偽り姫
席に着き、飲み物を注文してから自己紹介をすることになった。



「聞いてると思うけど、俺が欄の幼馴染の多田龍騎!よろしく!」



『よ、よろしくお願いします!』



多田龍騎先輩。

すごく元気がみなぎっていて、蘭が言っていた通り話しやすそうな方。



「で、こいつが姫野冬汰!」



龍騎先輩の隣に座っている男の子が冬汰先輩。



「姫野冬汰です。よろしくね!」



「『よろしくい願いします!』」



姫野冬汰先輩。

爽やかで笑顔がとても眩しい。

優しそうな雰囲気をしている。
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