白の偽り姫
私たちは13番目。

蘭たちは4番目。



蘭たちが花道を歩き始めた。

二人とも身長が高くて胸を張って歩いていてとてもかっこいい。



すると龍騎先輩が花道の先端で立ち止まった。

蘭はいきなりとまったから何事だと言う顔をしている。


龍騎先輩はらんの方を向き、



「蘭、好きだ!付き合ってくれ!」



お客さんの前で、告白できる龍騎先輩の勇気がすごい。

蘭なんて顔真っ赤にして頷いている。

観客席からは歓声が沸き上がっている。



友達の恋が実るのってこんなにも嬉しいものなんだ。

ほんとお似合い。
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