白の偽り姫
私は蘭たちをみてにやにやし、お化けに驚いて悲鳴をあげの繰り返し。

多分今の自分すごく気持ち悪い。


そんなんで前に気をとられていたら足下の段差に気がつかなくて転びそうになった。



「…っと！」



先輩が腕をひいてくれたから顔を床に叩きつけなくてすんだ。



『ごめんなさい。ありがとうございます！』



「暗くてあぶないしこのまま手繋いでようか。」



私は頷いて下を向いた。

冬汰先輩どこまで優しいんだ。



『そういえばジンクスってなんですか？』



実はずっと気になっていた。



「二つあるんだけどね、一つは花道の先で告白すると幸せになれるっていうのと、もう一つは優勝したカップルは永遠に結ばれるっていうのがあるみたい！」



どっちも素敵っ！

だから龍騎先輩この企画に出たかったんだ…。

私にも永遠に結ばれる人がいたらいいなあ。

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