恋の香りに
┫職員室┣




花蓮『いい?文也先輩を体育館裏へ来るように伝えてね?♡あたし達先に行って待ってるわ!』





美由「体育館裏…体育館裏。よし!」



コンコンコン…ガチャ



美由「失礼しまーす!3年の春宮です。原田先生はいますか?バスケの大会のことで打ち合わせしにきました。」



職員室を見渡すと原田先生を見つけたけれど先生は隣の男子と楽しそうに話ていた。



あの制服うちのじゃない!
もしかして文也さん?



原田「あぁっ春宮さん!待ってたよ。早速大会の選抜を決めよう!」




美由「あっその前に友達から今日文也さんが来てるって聞いたんですけど、どこにいるんですか?」




原田「なんだ、もう知ってるのか!(笑)高浜なら俺の隣の席にずっといるぞ?」



やっぱりこの人が文也さんだったんだ!
さっさと伝言伝えよう。



すると文也さんがあたしの方を向いた。




文也「よお美由!部長やってるなんてすげーじゃん!…元気にしてたか?」



うわぁ相変わらず眩しい笑顔だなぁ。



美由「はい、なんとかやってますよ!(笑)文也さんこそ元気でなによりです。」



文也「そうかぁ良かった!それよりなんで俺を探してたんだ?」


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