恋の香りに
***40分後***




原田「じゃあこのメンバーで行くってことで!」



美由「はいっお疲れさまでした!絶対勝ちますね!」



やっと原田先生とあたしの納得した選抜メンバーが決まった。




原田「おうっ春宮も頑張れよ!何て言ったって期待のエースなんだからな!」




美由「誉めても何もでませんよ先生!(笑)あたしそろそろ帰りますね!」




原田「気をつけて帰れよ!雲行きも怪しいみたいだからな!」



美由「はぁーいそれじゃ失礼しまーす!」



ザーーーッ



うわぁ降ってきてる!
傘持ってきといて良かった。
玄関の外を出ると丁度体育館が見える。



そういかば花蓮ちゃんのことが気になるな。




美由「告白成功してるといいけど…。」




花蓮「何が成功なのよ…?」




美由「えっ…?花蓮ちゃん!?」




前を向くと校門の前でずぶ濡れになった花蓮ちゃんの姿が。
あたしは急いで花蓮ちゃんを傘に入れ、カバンの中からタオルを出した。




美由「花蓮ちゃんどうしたの!?こんなに濡れて…このタオルで拭いて?風邪ひくよ!」



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