恋の香りに
┫屋上┣




ガチャン



美由「どうしてあたし達のこと見てたの?花蓮ちゃん…。」




花蓮『別にぃ。それよりあんた涼音高校行くそうじゃない?そこでまたバスケ始めるんですって?』



やっぱり話聞いてたんだ!



美由「そうだけど。」




花蓮『そんなの認めないわよ…!?あんた達ヤって!』




ガシッ



美由「やっ…なっなに!?」



あたしの両腕が2人の男に抑えられた。
この人達どう見ても中学生じゃないよ!
誰なの!?



花蓮『ふふ…その人達はあたしのクラブ仲間なの。最近たまってるらしいから相手してあげてよ。』



ちょっちょっちょっ!?
いきなり意味わかんないから!
突っ込みどころ満載の言葉に混乱してしまう。


 
男1『花蓮さん本当にヤっていいのか?こんなかわいい子…♡はぁ…はぁ…///』




男2『めちゃくちゃにしてぇ…///』




男達があたしを見ながら興奮しているらしい。
冗談じゃない!
あたし好きな人すら出来てないのに、どうして知らない男なんかと…




美由「やだっ離して!花蓮ちゃんあたし約束通り退部届け出したよ!?どうしてこんなこと…」




花蓮『あんたがやっぱり憎いのよ…。あんただけが幸せなのが気に入らない。どれだけ突き落としてもまた前に進もうとすることが腹がたつんだよ!?』




美由「そんなの…。」


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