二重人格彼氏

「好きじゃないよ……だって、









大好きだもん!」





そういった瞬間に、翔哉くんに、抱き締められた。





「ホントに、いつも俺を、ドキドキさせやがって、いろんな意味で……」





そういいながら、強く抱き締められる。





「そうだね。ははっ」





「俺も、大好きだ」





「あれ、照れないんだね……見たかった……」






「……知らんっ//」





「っあ!赤くなった!」





私は、僅かな力の緩みで、顔を、拝見した。





翔哉くんは、まっかになっていた。
< 122 / 124 >

この作品をシェア

pagetop