二重人格彼氏
仕方ながなく、少し見てくることにした。
てか。俺って、基本面倒なことが嫌いなたちだ。
だから人ともあんまかかわんねぇ。
周りには、むくちだとか言われっけど、別に気にしねぇし。
……あれ。
俺は崖のとこのとこまで、きたはいいけど、一ノ瀬がいなくなってた。
あいつ、ホントに帰りやがったのか?
でもそれだと、あいつ懐中電灯持ってないからあまりにも……。
懐中電灯……。
まさかっ?
いや、ないって。