恋ができるの?second
「そりゃそうでしょー、2年の二学期と言ったら修学旅行!」

「どこ行くんだろう」

「東京とかじゃない?」

「あーいいね!」

あたし達は旅行の話で盛り上がっていた
学校生活に慣れ後輩もでき楽しい生活が広がる

「ねぇ今日弁当購買行かない?」

「いいよぉ」

「何頼む?」

「うーん」

悩んでいると後ろから声がした
「よっ」

「あ、祐介」

「珍しいな、かんなたちが購買か?弁当は?」

「あるよ、葵がないの」

「へへっ」

「そか、俺行くな?」

「うん」
笑顔で祐介を見送ると
裕介が振り向いた

「なぁ!」

「なに?」
大きな声で言う

「修学旅行楽しみだな!じゃ!」
そう言い残して走り去った

あたしも楽しみだよ!
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