マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)





「あぁぁぁぁ!」





「うおっ!どうした?」



俺が叫ぶと祐樹はビックリしている。





「おかしいだろ?昨日はじめて話したのに好きとか…。」







「恋愛は時間じゃない!
タイミングだ!」





祐樹は経験豊富なだけあって、説得力があるな…





はぁー…

俺が頭をかかえていると、






「お前も人なみに恋するんだなー。恋だけは俺はお前のセンパイだなっ!」





なんか、ムカつくな…。




でも恋愛にかんしては祐樹が確かにセンパイだな。



何か癪(しゃく)だけど、相談相手くらいにはなる




「どうすりゃいいと思う?」





祐樹はニヤニヤしながら、


「お?俺はじめて拓斗に頼られたかもっ!ちょっと感動ー。 よしよしセンパイがアドバイスをやろう。」







イラッ





「お前はあこちゃんを自分のものにしたいわけだろ?」




そんなこと…




「当たり前だろ。」







「だったら、ーー…」










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