マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
「…あ、こ……?」
な、なん…で……
『お前には付き合えきれねえや…。』
『次にお前と付き合う奴は可哀想だな。ハハッ!』
敦士に言われた言葉が頭をよぎる…
「なに、お前ら知り合い?」
「………」
店長さんの言葉に返事できないでいると
敦士が口を開いて
「…中学、のときの…同級生っす…」
「あ、そうなんだ!だったらちょうどいいな!敦士、あこちゃんにいろいろ教えてやってくれ!」
え⁉
「え⁉俺、ですか⁉」
「え、だめか?」
「いや…その……」
「はいはい!店長〜!あたしがあこちゃんの教育係やりたいなぁ〜♡」
あ、朱莉さん…?
「え、朱莉お前面倒なこときらいなくせに何言ってんだよ」
「いいじゃ〜ん!私あこちゃん気にいっちゃったんだから〜」
「まあ、そう言うなら、いいけど」
「わぁい!ありがと店長!」
ほっ……
敦士には悪いかもしれないけど、ちょっと安心…
「じゃあ、お前ら仕事始めっぞ!」
パンパンと手を叩く店長さん
「は〜い♡」「うぃす」「はい」
「それじゃ、あこちゃん!私についてきてね〜♡聞きたいこともあるし!」
「は、はい…」