マイペースガール (加筆修正&おまけ追加中)
「じゃあ、つのる話もあるだろうから私向こう行ってるね?」
「え?いや、いいって」
「いいのいいの。ゆっくりしてきてね〜」
華奈さんは…なんてすごい人なんだろうって思った
つい、
「いい人だね…」
とつぶやくと…
「うん。華奈はめちゃくちゃいい女だと思う、俺も。」
小さな声で敦士もそう言った。
すると、ずっと黙ってた拓斗が口を開いて…
「お前さあ、好きならなんで自分のもんにしようとしねえんだよ?」
「………」
「それともなんだ?こんな風にデートまでして好きじゃねえってか?」
「そんなわけないだろ!俺は華奈のことが好きだ。もしかしたら、あこの時よりも…」
「じゃあ、好きな奴にあんな風に気使わせるなよ!自分の気持ちさっさと言えよ!」
「怖いんだよ…大事な人ほど自分から離れていくんじゃないかって…」
敦士…
「で?」
ってえぇ⁉︎ 拓斗さん⁉︎
「華奈さん?だっけか?あの人にとっちゃそんな事情知ったこっちゃねえだろ。
俺が言いたいのは好きな女泣かせんなってこと。以上!あこ行くぞ」
終わらせ方雑ですよ、拓斗さーん!